今回は「パッチワークのバッグの作り方」を紹介したいと思います。
ちょっと長くなりますがお付き合いくださいね。
パッチワークバッグ
- カムフラージュの布地
- のれん布地
- 無地の布地(バッグの裏布に使います)
- ファスナー2本(20㎝、50㎝)
- リング2個(持ち手に使います)
- 平ひも(160㎝)
- 糸、ものさし、ハサミ
- ミシン
型紙作りとカット
➀写真のように縦15㎝✕横15㎝で三角形の型紙を作ります。
➁布地がバイヤスにならないように三角形を裁断します。今回は「のれん布地」を48枚、カムフラージュ布を48枚カットします。縫い代は7㎜くらいにしてくださいね。
こんな感じになります。
縫い
➂手縫いでも大丈夫ですが今回はミシンで縫い繋ぎます。マチ針を打って縫います。ミシンの針がマチ針にあたらないように気を付けてくださいね。
このような感じになるように縫い繋ぎます。
➃中心を合わすことに気を付けながら縫います。マチ針に気を付けて縫ってください。
➄24枚縫い繋いだらアイロンをかけます。
このようなパーツが24枚出来ます。
➅24枚のパーツを写真のように並べて全体的な模様を考えます。個人の好みの並びで大丈夫です。
➆長いパーツを6枚用意します。
➇「➆」で縫い繋いだパーツをアイロンします。
➈「➇」でアイロンしたパーツを写真のように縫い繋いでください。
➉「➈」で縫い繋いだパーツを裏からアイロンして、その後に表側からアイロンをします。
⑾写真のように「のれん布地」の部分を表側から抑えミシンします。
これで表面は完成です。
⑿表布に合わせて裏布をカットします。
⒀「のれん布地」で縦20㎝✕横25㎝のポケットを縫います。ポケットの縫い方は以前に紹介したように縫ってくださいね。
⒁裏布のバッグ口にあたる部分から13㎝下の真ん中辺りに「⒀」で縫ったポケットを縫い付けてください。
⒂表布と裏布を重ねて縁から7㎜辺りを縫います。その際に中のポケットが表側になるように縫います。
この時点ではこんな感じになります。
⒃ファスナーの開きが40㎝になるように、カムフラージュの端布を10㎝縫い付けます。
⒄縦60㎝✕横20㎝にカットしたカムフラージュ2枚を縦に真ん中から折って、その折った部分に「⒄」のファスナーを縫い付けます。
⒅バッグ本体布とファスナー部分を縫い付けます。カムフラージュが5㎜くらい飛び出るように縫います。
⒆「⒅」で縫った部分にロックミシンをかけます。
⒇バッグの両サイドを縫い代1㎝で縫います。2度縫いしてください。そして両サイドにロックミシンをかけます。
㉑肩ひもになるヒモを20㎝の2本カットして、丸カンに通してミシンをかけます。
肩ひも縫い
㉒「持ち手ひも」を60㎝の2本作ります。グリーンの「平ひも」のみだとさみしい感じなので、カムフラージュ布と「のれん布地」を縦60㎝✕横4㎝に1枚づつカットして、縦に縫い繋ぎます。繫いだところを「のれん布地」側に縫い代を倒して5㎜のステッチをかけます。
㉓縦60㎝の”平ひも”に「㉒」の繫いだ布を縫い合わせます。両端は5㎜くらい中側に曲げて縫います。
このような感じの”ひも”になります。
バッグ底のマチ縫い
㉔バッグ底の両マチを12㎝縫います。2度縫いしてください。
ここまででこうなります。
仕上げ
㉕グリーンの平ひもを20㎝の2本カットして丸カンに通してミシンで縫います。
㉖「㉕」をバッグのファスナー端の部分のマチの中央に挟み込んで縫います。厚めになってしまうので手縫いでしっかり縫っても大丈夫です。
㉗「㉖」で縫い付けた”平ひも”の丸カンに”肩ひも”を写真のようにしっかり縫い付けます。