これまで私が所持している資格といえば運転免許証しかありませんでした。第二の人生を考えた時に、このままだとダメな気がしたので、思い切って自動車学校に通ってフォークリフトの免許を取得することにしました。今の時代は昔と違って、たとえ運転できたとしても、資格を所持していないと雇ってくれないということなので、現在フォークリフトに乗る機会がなかったとしても、いつか役に立つかもしれません。またちょっとだけ時間を作れば、取得自体は難しいことではないというのも今回の大きな決めてとなりました。

意外と人気があるフォークリフト講習

フォークリフト講習は自動車教習所はもちろん、フォークリフトを扱っているような業者などでも受講することが可能です。ただ、自動車やバイクと違うところは自分の好きな時間にスケジュールを組み立てて受講するシステムではないということでした。

また、フォークリフト講習は非常に人気が高く、予約するのも一苦労だと思われます。今回受講するにあたって私も業者でフォークリフト講習を予約しようとしたところ、予約いっぱいで断られました。幸い自動車教習所で予約はとれましたが、人数制限があるので結構ギリギリだったと思われます。ちなみに受講料金は48,000円でした。場所によって金額は異なりますのでご了承ください。

木本飛鳥木本飛鳥

毎月講習をやっているわけでもないので、社会人はスケジュール調整が大変かもしれません。

今回私が受講したケースでは1日目(月)が学科、2日目(火)~4日目(木)が実技、4日目夕方に試験という内容でした。連日、朝から夜まで講習があります。なので会社勤めの人であれば有給休暇を取得する必要がでてくるかもしれません。1時間ごとに休憩はありますが短期講習ならではの集中型講習となっています。

ほぼ直角に曲がれるフォークリフト

フォークリフトにも様々な種類があります。もちろんMT車とAT車の設定もあります。講習ではMT車で実技を行いますが、MT車の免許がなくてもフォークリフトのMT車を受講することは可能です。私が参加した講習にもAT限定免許しか所持していない方も複数名参加していました。

普段MT車を運転する機会がない方も多いと思いますが安心してください。実技講習で確実に操作できるようになります。普通乗用車に比べると速度は出ませんし、試験の制限時間も結構余裕があります。ただ、戸惑うところがあるとすれば、小回りが利きすぎることだと思います。クルマの運転と同じ感覚でいると曲がりすぎてしまいます。ただ、2日目~3日目には操作にも慣れると思うので心配する必要はないと思います。

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フォークリフトを操作したことがない私でも3日目には操作できるようになっていました。

取得するなら今のうち

フォークリフト免許を取得すると1トン以上のフォークリフトは全て運転することが可能となります。資格さえ取得すれば、20トン以上のフォークリフトでさえも運転可能ということです。今後この区分がクルマの運転免許証と同様に細かく区分分けされる可能性があります。確かに大きさが全くことなるフォークリフトなので事故のリスクを考慮すると当然な流れかもしれません。ただ、今のうちに取得すれば制限なく操作しても大丈夫というのは大きなメリットだと思いませんか?比較的安易に取得できる国家資格なのも大きな魅力だと思います。