「姿見用の全身鏡カバーの作り方」を紹介したいと思います。今回のサイズは縦128㎝✕横38㎝になりますので、そのサイズに合わせたカバーを作りますね。
全身鏡カバー
- 和柄の布
- 無地の薄めの布
- 糸、ものさし、ハサミ
- ミシン
裁断
➀図のサイズで布をカットします。大きいほうは和柄と無地の薄めの布を1枚ずつカットしてください。作りたい鏡のサイズに合わせて、縫い代込みでカットしてください。
こんな感じになります。無地の裏布はあまり毛ば立たないサラッとした布を使うことをオススメします。毛ば立ちがありますと、細かい繊維が鏡に付いたりします。横紐の布が足りない場合は、100均のバイヤス布で紐を利用してくださいね。
本体縫い
➁花柄とむらさきの大きいほうの布2枚を中表に縫い代1.5㎝で縫います。返し口を15㎝くらい開けておいてくださいね。縫い代の端はロックミシンかジグザグ縫いにしてください。返し口を開ける場所は、裏側に曲がる20㎝くらいの間にしておいたほうがいいです。
こういうふうになります。
➂裏側の縫った場所をアイロンします。
➃表に返してアイロンします。縫い目をアイロンすることは、仕上がりのキレイさに繋がりますので大事です。
➄縫い代7㎜くらいで端を縫います。その際のステッチ糸は、思いっきり好きな色でステッチをかけるとデザインにも繋がって可愛くなると思います。
紐取付け
➅ひもの布を縦真ん中から折ってアイロンをかけます。
➆ひもの布を2㎝幅になるくらいに縫います。端縫いをして先端は5㎜くらい2度曲げして縫います。
➇20㎝くらい折り曲げてひもの布をつける場所を決めます。紐の付け位置は使いやすい場所でも大丈夫です。
➈写真のようにひもの布を両側に縫い付けます。
こんな感じになります。
写真ではちょっと見づらいですが、表側から見るとひもの布はこのようになります。今回は私自身の鏡のサイズで作成しましたが、作られる方の鏡の”縦の長さ+25㎝”と”横の長さ”と”鏡の厚み”に縫い代を2㎝くらい足してカットするといいと思います。
仕上げ
これで完成です。鏡に被せていい感じのところで裏側で結びます。「鏡」本体よりも少し大きめ(片側が1.5㎝くらい大きめ)の幅で縫いました。
今回は和柄の布があったのでそれを使用しましたが、部屋の色合いに合わせてチェック柄だったり、単色だったり色を合わせて布選びをすると素敵な姿見カバーが出来ます。こういうカバーにすると、ちょっとしたインテリアにもなりますよ。